現在の御菓子司大月は、私で3代目になります。初代の祖父は、湧別出身だったのですが、結婚を機に現在の佐呂間町に移住したと聞いています。お店を開いたのが昭和13年ごろとのことですので、私の代でもうすぐ創業100年になりますね。
私自身は元サラリーマンだったのですが、28歳ごろからはこちらでしばらく先代と働いて、そこから代替わりして現在に至ります。
子どものころからずっと店のお手伝いをしていて、お菓子作りにはやっぱり慣れ親しんだものがあったんですよ。お菓子自体も好きですし、家業に対して愛着があるって言うんですかね…店を継いだのも、今思えばすごく自然な流れだったと思います。
今は、オホーツク地域の素材を使ったお菓子作りを中心に行っています。おすすめはオホーツクブランド認証を取っているオホーツクチーズスフレや、バスク風チーズケーキですね！今日も朝4時に起きて朝からお菓子作りをしていたのですが、やはりお客さんにうちのお菓子を食べてもらえる瞬間が、この仕事をしていて一番嬉しいです。